CONCEPT DESIGN

株式会社エムエーシー
採用LP コンセプト設計書

発注者支援業務 採用戦略の再設計と
LP・LINE・広告の一貫した改善方針
TO
sawan株式会社
斉藤様
株式会社ビズム
2026年5月26日
01 / EXECUTIVE SUMMARY

エグゼクティブサマリー

本設計書は、株式会社エムエーシー(以下、MAC様)の発注者支援業務向け採用LPおよびファネル全体を、コンセプトレベルから再設計するためのご提案です。Meta/Google/Yahoo広告が既に稼働している前提のうえで、LP・LINE・CTA動線を一貫した戦略軸で組み替えることを目指します。

本書の位置づけ

PHASE A
本書は3段階フローの初弾「コンセプト設計書」です。ここで戦略軸とLP・LINEの大枠をご確認いただいたうえで、Phase B(LP改善指示書)、Phase C(LINEシナリオ設計)に進みます。

推奨判断

動線追加のみではなく、コンセプトレベルから再設計するフルリニューアルを推奨します。現行LPには訴求軸・コアコンセプト・CTA設計に構造的課題があり、動線追加だけでは取りこぼしを根本解消できないためです。

3段階フロー

フェーズ成果物判断ポイント
Phase A(本書)コンセプト設計書戦略軸・訴求方針・LP構成方向の合意
Phase BLP改善指示書全セクションのコピー案・構成案・実装指示
Phase CLINEシナリオ設計Lステップ配信内容・CTA連動

戦略の骨子(3点・実施順序付き)

順序骨子内容
1 訴求軸の転換 現行「会社名売り込み型FV」から、ターゲットの深層動機(経験を次に渡す・現場を支える側へ)に直結する軸へ転換。業界全体で空白のポジションを取る。
2 動線の2段構え化 「フォーム(即応募)×LINE(相談)」のCTA2段構えを採用。温度感別にターゲットを取りこぼさない設計。
3 LINE側のLステップ再構築 LINE登録後の価値提供・不安解消・個別オンライン相談誘導の流れを設計し、検討層のナーチャリングを機能させる。

実施順序の依存関係

  1. コアコンセプトの確定(本書)
  2. FV刷新・共感欄昇格・USP再配置(Phase B:LP改善指示書)
  3. LINE Lステップ再構築(Phase C)
  4. 新CR制作・広告タグ整備(Phase B/Cと並行)
  5. 新LP・LINE公開と同時に新CR切替(学習リセット対策の段階的移行)

判断材料となる現行データ(MAC様ヒアリング項目)

本書の改善方針をより精緻化するため、以下の現行データのご共有をお願いします。データが揃うことで、優先順位と効果予測の解像度が上がります。
02 / CURRENT STATE

現状認識と採用課題

現状(前提整理)

「応募が取れていない」の内訳整理

応募が伸びない要因は3パターンに切り分けて打ち手を決める必要があります。それぞれ施策が異なります。

パターン症状主な打ち手
広告流入が少ないLP到達数自体が伸びないCR訴求軸刷新・配信予算配分・媒体追加
LP離脱が多いFV離脱率高・スクロール率低FV刷新・コアコンセプト再設計・スマホ最適化
LINE登録後に停滞登録あるが相談予約に繋がらないLステップ再構築・分岐シナリオ・経験活用診断

現行LPの構造課題(6点・優先度ABC+影響度+対処順序)

課題優先度影響度対処順序
課題1|コアコンセプト不在(要素散在) A 1
課題2|FVが会社名売り込み型 A 2
課題3|深層動機の素材が共感欄に埋もれている A 3
課題6|独自USPが訴求軸と孤立 A 中〜高 4
課題4|入社祝金50万円訴求の規制リスク A 5
課題5|「未経験OK」がFAQに埋もれている B 6
課題1|コアコンセプト不在(要素散在)
「悩み列挙」「魅力列挙」「数字列挙」「福利厚生列挙」が並列に並んでおり、貫く戦略軸がない。読み手の中で「自分ごと」のストーリーが組み立てられない構造になっています。
課題2|FVが会社名売り込み型
FVキャッチ「発注者支援業務の求人ならエムエーシーへ」は会社名先行で、ターゲットの心理的フックになっていません。3秒で離脱判断が下る採用LPのFVとしては、ベネフィット起点の再設計が必要です。
課題3|深層動機の素材が共感欄に埋もれている
共感パートに「現場が辞めたい人多い、新人&若手育成の指導もしたい」の記述があります。これはターゲットの深層動機(経験継承・役割再構築)の核になる素材ですが、現状は悩み列挙の1項目として埋もれています。
課題4|入社祝金50万円訴求の規制リスク
2025年4月施行の職業安定法改正により、金銭インセンティブ訴求は媒体ポリシー(Indeed掲載拒否・Meta審査リスク)と行政指導の対象となります。LP上の表記の削除を推奨します。
課題5|「未経験OK」がFAQに埋もれている
応募資格に「資格がない場合は実務の経験が1年以上」と記載があり、これは応募ハードルを下げる重要な素材です。しかし現状ではFAQの1項目として埋もれており、訴求として活きていません。経験者ターゲットの格を下げないよう、補助配置として活用します。
課題6|独自USPが訴求軸とつながらず孤立
「定着率95%」「有資格者383名」「年休128日以上」「平均残業0〜30時間」はMAC様の強力なUSPです。しかし数字単独で並ぶだけで、コアコンセプトとつながっていないため「魅力の証拠」として機能しきれていません。

CTA動線の課題(クライアントご指摘との整合)

応募者の構造的不安(追加考慮事項)

応募者の本音リサーチで以下の懸念が浮上しています。LP・LINEで先回り解消する設計が有効です。

03 / MARKET ANALYSIS

市場・業界実態分析

国家戦略レベルでの追い風(2026〜2030年)

発注者支援業務は、単なるWLB良好な職種ではなく、国家インフラ維持の中核を担う業務として、構造的需要が今後5〜10年で大きく拡大します。

項目数値・内容含意
国土強靱化実施中期計画(第1次・2026-2030年度) 5年間で約20兆円超の事業規模(2025年6月閣議決定) 発注者支援業務の長期需要を国家予算で裏付け
建設後50年経過道路橋の割合 2023年39% → 2033年63% 点検・診断・積算業務の業務量がピークへ
建設後50年経過河川管理施設の割合 2023年42% → 2033年62% 同上
自治体土木技術職員ゼロの市町村 全町村の約25%(約449団体) 発注者支援業務の構造的需要(自治体の発注力崩壊)
地方自治体の土木職員数 1996年比 約28.3%減少(2023年時点) 民間技術者による代行業務の必要性
出典:内閣官房「第1次国土強靱化実施中期計画」(cas.go.jp)/国土交通省「インフラメンテナンス情報」(mlit.go.jp)/建通新聞「発注力低下(1) 技術職員ゼロの自治体も」(digital.kentsu.co.jp)

建設業 採用市場の構造

指標数値含意
建設業 有効求人倍率5.04倍人材獲得競争が過去最高水準
建設業就業者数477万人(ピーク685万人から30%減)慢性的な人手不足
建設コンサル中途採用 2023→20251.5倍以上の増加発注者支援業務の需要拡大
施工管理 月40時間超残業47.9%現職への不満が高水準
施工管理 月60時間超残業8.9%同上
施工管理 年収500万円以下約50%給与不満の母集団が大きい
出典:厚生労働省 一般職業紹介状況/リクルートエージェント 業界別中途採用市場動向/国土交通省 建設業及び建設工事従事者の現状(2025〜2026年)

発注者支援業務の構造的特徴

応募者層(35〜50歳 現場経験者)の転職動機

動機割合
年収アップ約40%
勤務地の変更約21%
残業が多い約10%
上位3つで転職理由の60%を占める

応募者層 3層インサイト構造

内容業界全体の対応状況
表層給与・残業・休日(WLB)業界全体で訴求済み(差別化なし)
中層現場フル稼働の身体負担/キャリア折り返し不安/経験の活かし方業界全体で訴求が弱い
深層役割の再構築/経験を次に渡したい/自分の知見が社会に還元される実感業界全体で空白

応募者の本音(一次データ:体験談・転職ブログ・SNS)

note・転職会議・OpenWork・5ch建設業スレ・X等から、35-50歳の現場経験者の実言葉を採取しました。

PUSH要因(現場の限界)

PULL要因(発注者支援業務への期待)

潜在的不安(採用設計で先回り解消すべき項目)

出典:note(「施工管理3年目で辞めて、発注者側の仕事に転職した話」「施工管理から発注者側に行く人の共通点」等)/転職会議/OpenWork/5ch建設業スレ/X/キャリコネ等の公開投稿を抽出・要約

採用市場の未来予測(5年後・2030年)

04 / COMPETITIVE ANALYSIS

競合分析

競合3社の選定根拠

同業最大手・業界ポータル・特化ポータルの3類型を比較対象としています。地域競合・求人媒体上の直接競合は今後Phase B以降で追加分析します。

サイトタイプFVコピー訴求軸の中心
ティーネットジャパン
(biz-sustainable.net)
同業最大手(自社採用LP) 「暮らしをまもる 未来への架け橋となる」 社会的意義/ブランディング型
発注者支援業務.com
(8shigyo.com)
業界ポータル 「発注者支援業務をやってよかったと思ってもらいたい」 体験訴求/満足度
発注者支援業務ナビ
(hattyusyashien.rise-jms.jp)
特化ポータル 「公共工事の発注者側で仕事が出来る」 業務認知+経験者ターゲティング

4社訴求軸マップ(同業3社+MAC現行)

訴求軸ティーネット8shigyo発注者支援業務ナビMAC現行
社会的意義(公共性)
経験者ターゲティング
体験訴求(やってよかった)×
WLB・働きやすさ
業務認知の解説×
数字訴求(実績)
経験を渡す/次世代を育てる×××
(共感欄に素材あり)
役割の再構築××××

業界の訴求空白

「経験を次に渡す/次世代を育てる」「役割の再構築」の2軸は、同業3社の自社採用LP・自社YouTubeチャンネル・主要求人媒体上位求人票で確認した範囲では空白。同業3社いずれも、ターゲットの深層動機(中層〜深層)に踏み込んでいない。MAC様がこの軸を取れば、業界の盲点を取る独自ポジションを確立できます。
※「完全空白」と断定するには全広告・全求人票の網羅調査が必要となるため、本書では「確認した範囲では空白」と限定表記しています。Phase Bでさらに媒体別調査を継続します。

媒体別 出稿傾向

発注者支援業務関連求人の媒体別出稿件数(2026年5月時点・概数)を確認しました。総合型と特化型の両輪で競争が激化しています。

媒体名出稿件数(概数)訴求の傾向
Indeed約7,000件全方位・派遣から正社員まで・地域密着案件多数
施工管理求人ナビ約5,000件発注者支援特化・40-50代ベテラン層への訴求
doda約1,300件大手建設コンサルによる高年収(〜1,200万)訴求
建設転職ナビ約700件1級土木施工管理技士限定など、質重視の採用

競合の動画CR動向

業界全体で「ホワイト環境の可視化」が動画CRの主流となっています。以前の「やりがい搾取」的な熱血訴求は影を潜め、労働条件の良さを証明する動画が標準化しています。

→ MAC様のLPでも動画CR組み込みを推奨(Phase B/Cで具体化)。社員1日密着動画・社員インタビュー動画は、業界トレンドに合致し、応募者の不安解消(業務イメージの具体化)に直結します。

MAC独自のUSP(業界比較で強い要素)

05 / TARGET DESIGN

ターゲット設計

メインターゲット(採用LPの設計起点)

PRIMARY TARGET
35〜50歳の現場経験者(土木施工管理技士)
現場フル稼働の身体負担が見え始め、キャリアの折り返しを意識し、「これまでの経験を別の形で活かしたい」と感じ始めた層

拡張ターゲット(補助配置)

EXTENDED TARGET
50代後半〜60代の経験者(再就職・セカンドキャリア層)
LP上では「長く働ける環境」の証拠として配置。広告ターゲティング上は年齢断定NG(個人属性ポリシー)のため、訴求文では「経験を活かせる仕事」「定着率95%の環境」など状況描写型で表現します。

3層インサイト構造

悩み・動機の内容主な打ち手
表層 体力負担・残業の多さ・休日の少なさ・家族との時間が取れない WLB訴求(年休128日/残業30h以内)
中層 50歳以降のキャリア設計/経験を無駄にしたくない/50・60代も活躍できる仕事か キャリア継続性訴求+経験の活用先提示
深層 役割の再構築/現場で積んだ経験を次に渡したい/若手を育てたい/自分の知見が社会に還元される実感がほしい 「経験を渡す」「現場を支える側」コアコンセプト

ペルソナ3パターン(仮説)

ペルソナA:45歳・現場代理人

ペルソナB:50歳・施工管理経験豊富

ペルソナC:40歳・若手指導志向

「4/1の壁」発見:採用設計に活用すべき季節性

発注者支援業務は年契約・毎年4月1日一斉スタートが業界慣例です。この構造は応募者の検討行動に大きく影響します。

※ ペルソナは仮説です。MAC様の既存応募者・採用者の属性データを共有いただけると、解像度を上げて設計を調整できます。
06 / CORE CONCEPT

コアコンセプト(7軸候補化)

本書では、コアコンセプト案を7軸で候補化します。Phase Bでの主候補確定後、配信開始後のA/Bテストで継続的に最適化していくことを前提とした設計です。1案絞り込みによる「外したら全体崩壊」リスクを避けます。

推奨案

案A(推奨)|経験継承軸
現場で積んだ経験を、若手に渡す側へ。
業界全体で空白の「経験を渡す/次世代を育てる」軸を直接取る。深層インサイトに刺さり、業界差別化が最大化される。MAC現行LPの共感欄素材(指導したい)と整合。MAC業務範囲「未経験者サポート・OJT」と連結。

近接候補(A案の周辺)

案B|現場支援軸
現場のあなたが、現場を支える側で活きる。
MAC業務範囲「民間建設会社の現場代理及び工事監督の技術支援」と整合。経験を「捨てる」のではなく「活かす」フレーミング。
案C|気づき型・経験価値再発見
あなたの現場経験は、次のステージで活かせる。
気づき型コピー。「現場経験は終わらない」というメッセージで自分事化を促す。
案D|既存軸の磨き込み
現場代理人から卒業。発注者側で長く働ける建設の仕事。
現行LPの素材を活かしつつ、ベネフィット起点に再構成。最も無難な選択肢。

対立軸候補(A案が機能しなかった場合の本格代替)

案E|技術正義・審判軸
「無理」を押し通す側から、技術の正義を守る側へ。
業界先行類似訴求皆無=差別化強度特高。応募者の「板挟みストレス」「正義感が強い実力派」に刺さる。MAC有資格者383名のプロ集団としての権威性と整合。「現場の不条理を中立な立場で是正する」と再定義することで、単なる事務代行ではなく「技術者の誇りを守る役割」へ昇華。
案F|65歳現役・長寿命軸
ヘルメットを脱ぐ日は、まだ遠い。戦う場所を変えるだけだ。
50代ターゲットの「身体限界」恐怖に直接訴求。MAC定着率95%・教育研修制度と整合。「肉体的衰え」を「敗北」ではなく「職種転換による現役続行戦略」として肯定。
案G|技術外交官・調整軸
現場の「勘」を、官民を繋ぐ「共通言語」に変える。
施工管理経験の真の能力は「調整力」にあると再定義。「事務作業」と呼ぶから価値が低く見える発注者支援業務を、「現場の熱を行政の論理へ翻訳する」希少スキルとして位置づけ。

推奨案Aを選ぶ理由

A案の業務誤認リスク(先回り対応)

A案「若手に渡す側へ」は、文字通りに受け取られると「若手育成の指導職」と業務誤認される恐れがあります。FV直下の「発注者支援業務とは何か」セクションで「現場経験を活かす業務全般(工事監督支援・技術審査・積算・現場指導・関係者調整等)」を明示し、誤認を回避します。

A案で「負けない」ための補強(Phase B/Cで実装)

運用方針:候補化+A/Bテスト

Phase B(LP改善指示書)の段階でA案を主候補として実装し、LP配信開始後にB〜G案のいずれかをA/Bテストで継続的に検証します。A案が想定通り機能しなかった場合は、対立軸候補(案E/F/G)への切り替えを判断します。

07 / POSITIONING

ポジショニング戦略

ポジショニングステートメント

業界全体が「公共性・WLB・経験者向け」の表層訴求に集中するなか、MAC様は「現場経験を次に渡す・現場を支える側へ」という深層動機軸を取り、業界の盲点を独自ポジションとして確立します。

差別化の3本柱

  1. 経験を次に渡すというポジション:業界全体で空白の訴求軸。MAC様の業務範囲(発注者支援業務+現場代理・工事監督の技術支援+若手育成・OJT)と完全に整合する
  2. 独自USPの可視化:定着率95%、有資格者383名、業務範囲の広さを「経験を渡す環境が機能している証拠」として位置づける
  3. 応募ハードルの段階設計:実務1年以上で応募可能の事実は補助配置として活用(経験者ターゲットの格を下げない/FAQ・条件チェック内で訴求)

業界4社のポジショニングマップ

社名ポジション(強み)ポジション(弱み)
ティーネットジャパン社会的意義・ブランディング抽象的でターゲット心理に届きにくい
8shigyo.com体験訴求・コンテンツマーケ「やってよかった」が弱い体験訴求で具体性不足
発注者支援業務ナビ求人ポータル・地域別検索訴求軸そのものは持たない(ポータル機能)
MAC(提案ポジション)経験継承・現場を支える側/定着率95%等の独自USP業界の空白を取る差別化ポジション

「Aを取った後どう負けないか」継続的優位の3本立て

コアコンセプトだけでは、競合が短期間で訴求を模倣する可能性があります。LP表現を「コピー」から「証拠・体験・運用資産」へと変換することで、模倣困難性を高めます。

案①:社員実話データベース化による模倣困難性

SUSTAINED ADVANTAGE 1
設計意図:競合がコピーを真似ても、MAC固有の社員エピソードまでは真似できない状態を作る
具体施策:現場経験者から発注者支援業務へ移った社員のインタビューを5〜10本蓄積。「現場での経験がどう活きたか」「若手や施工会社との関わり」「転職前の不安と入社後の実感」を定型フォーマットで収集
LP反映:FV直下に短い実話引用、本文に詳細インタビュー、CTA前に「同じ転職をした社員の声」を配置
LINE反映:登録後配信で「年代別・資格別・前職別」の事例を出し分ける
優位性:コピーではなく一次情報が資産化される。広告CRにも転用でき、勝ちパターンの量産が可能

案②:「経験が活きる業務マップ」の独自コンテンツ化

SUSTAINED ADVANTAGE 2
設計意図:「経験を渡す側へ」を抽象コピーで終わらせず、発注者支援業務の中で現場経験がどう使われるかを可視化する
具体施策:現場代理人経験と発注者支援業務の対応表を作る
現場経験発注者支援業務での活用
工程管理経験工事監督支援
品質管理経験資料確認・施工状況確認
安全管理経験現場指導・調整
協力会社調整経験関係者間調整
LP反映:「あなたの現場経験は、この業務で活きる」という変換表を掲載
広告反映:Google検索では「施工管理 経験 活かせる 転職」「発注者支援 仕事内容」系キーワードに接続
優位性:競合が情緒コピーを真似ても、業務理解の深さで差が出る。応募者の不安解消にも直結

案③:LINE「経験活用診断」によるナーチャリング資産化

SUSTAINED ADVANTAGE 3
設計意図:LP訪問時点で応募しない層をLINEで囲い込み、転職検討度を高める。広告だけで勝つのではなく、追客構造で勝つ
具体施策:LINE登録時に「経験活用診断」を実装。資格・経験年数・得意業務・希望勤務地・転職時期を取得し、個別相談や求人案内につなげる
LP反映:LINE CTAを「相談」だけでなく「自分の経験が発注者支援でどう活きるか確認する」に変更
運用反映:登録者を経験年数・資格・転職時期でセグメントし、配信内容を変更
優位性:広告訴求が模倣されても、登録者データと追客シナリオが蓄積するため、中長期で差が開く
08 / VALUE PROPOSITIONS

訴求軸設計(5本+媒体別出し分け)

コアコンセプトA「現場で積んだ経験を、若手に渡す側へ。」を起点に、LP・LINE・広告テキスト全てに展開可能な訴求軸を5本設計します。媒体特性に合わせて主訴求・副訴求・補助訴求を組み替えます。

訴求軸1(最優先):経験の継承

VALUE 1
キーメッセージ:「現場で積んだ経験は、ここで次の世代に渡せる」
根拠:MAC業務範囲に「若手育成・OJT・未経験者サポート」が含まれる事実/業界全体で訴求空白/応募者の深層動機
使用場面:FVメインコピー、広告テキスト見出し、LINE登録メリット

訴求軸2:現場を支える側へ

VALUE 2
キーメッセージ:「現場経験者だから、現場を支援する側で活きる」
根拠:MAC業務「民間建設会社の現場代理及び工事監督の技術支援」と整合/キャリアの連続性を保証
使用場面:LP序盤、「発注者支援業務とは何か」セクション

訴求軸3:働き方の実態提示

VALUE 3
キーメッセージ:「年間休日128日以上/残業月0〜30時間/週休二日制」
根拠:発注者支援業務の年契約構造/MAC現行データ/業界比較で優位
使用場面:LP中盤(数字で見るMAC)、広告テキスト
表現上の注意:「体力負担解消」「体力がきつい方へ」などの個人属性断定NG。状況描写型で表現(「業務構造上、年契約のため残業が構造的に少ない」等)

訴求軸4:長く働ける環境

VALUE 4
キーメッセージ:「定着率95%/50代・60代の社員も活躍する建設の仕事」
根拠:MAC定着率95%/応募者の中層インサイト/業界2030年問題でシニア活躍ニーズ拡大
使用場面:LP中盤、社員インタビューセクション
表現上の注意:「50代でも」など年齢断定NG。広告では「定着率95%」「長く働ける環境」の事実描写型

訴求軸5:応募ハードル設計

VALUE 5
キーメッセージ:「実務経験1年以上で応募可。資格未取得でもOK」
根拠:MAC募集要項に「年齢・学歴不問/資格なくても実務1年で可」明記/応募母数拡大
使用場面:LP「3つの条件チェック」、FAQ(経験者ターゲットの格を下げない補助配置)

媒体別 出し分け表

5訴求軸は単体で使うより、媒体特性に合わせて組み合わせます。

媒体主訴求副訴求補助訴求クリエイティブ方向CTA
Meta1. 経験の継承2. 現場を支える側へ3. 働き方の実態現場経験者の後ろ姿/図面・ヘルメット・官公庁書類/情緒寄りLINEで仕事内容を見てみる
Meta2. 現場を支える側へ4. 長く働ける環境1. 経験の継承「現場を離れる」ではなく「現場を支える」と再定義まずは相談する
Meta3. 働き方の実態4. 長く働ける環境2. 現場支援WLB訴求/断定表現は避ける働き方を見る
Google検索2. 現場を支える側へ5. 応募ハードル3. 条件「発注者支援業務」「施工管理 転職」「土木施工管理 求人」など検索意図に直結求人詳細を見る
Google検索5. 応募ハードル3. 条件4. 長く働ける資格・実務経験・応募条件を明確化応募条件を確認
Google検索3. 働き方の実態2. 現場支援4. 長く働ける残業・休日・年収・勤務地の比較型1分で応募する
Yahoo4. 長く働ける環境3. 働き方の実態1. 経験継承安定・公共性・長期就業を前面に長く働ける環境を見る
Yahoo1. 経験の継承4. 長く働ける環境2. 現場支援ベテラン経験の価値を再定義LINEで相談する
Yahoo3. 働き方の実態5. 応募ハードル2. 現場支援条件訴求を強めつつ、硬すぎない求人広告調募集要項を見る

媒体別 広告文サンプル

媒体広告文例
Meta現場で積んだ経験を、次は支える側で活かす。発注者支援業務という選択肢を知っていますか。
Meta施工管理の経験は、現場に立つ以外の形でも活かせます。MACで発注者側の仕事へ。
Google土木施工管理経験者向け。発注者支援業務の求人。年休128日、残業月0〜30時間。
Google発注者支援業務へ転職を検討中の方へ。仕事内容・年収・応募条件を確認できます。
Yahoo現場経験を活かして、長く働ける建設の仕事へ。官公庁案件を支える発注者支援業務。

NG表現集(広告・LP双方で回避)

09 / MESSAGE SYSTEM

メッセージ体系

コアメッセージ(推奨A案)

現場で積んだ経験を、若手に渡す側へ。

サブメッセージ階層

階層メッセージ使用場面
感情フック「現場で培った技術と知見は、ここで活きる」広告テキスト冒頭・CR冒頭
気づき型「あなたの現場経験は、業界が必要としています」LP序盤・FV直後
社会的権威「国土強靱化計画20兆円の中核を担う業務。自治体技術職ゼロが449団体に達する今、現場経験者の力が必要です」LP序盤・市場章
ハードル解除「現場をいきなり完全に離れるわけではありません。経験を活かして現場を支援する仕事です」LP中盤・FAQ
条件提示「年休128日/残業30h以内/週休二日制/資格取得支援あり」LP募集要項・広告テキスト
行動喚起「『発注者支援業務って何?』とLINEで聞いてみる/すぐに応募する」CTAボタン

心理段階別CTA文言(5パターン)

応募者の検討段階に応じて、CTA文言を使い分けます。

段階CTA文言例配置
情報収集「3分で仕事内容を見る」FV直下・LINE登録メリット
比較検討「同じ転職をした社員の話を聞く」社員インタビュー前後
条件確認「実際の働き方を確認する」数字で見るMAC・募集要項
応募直前「自分の経験が活きるか相談する」CTA2・LINE経由相談
応募決定「履歴書不要で応募する(1分で完了)」CTA3・最終フォーム

トーン設計

業界内 優秀コピー事例(参考)

建設業・関連業界の採用コピーで、経験者層の心を動かしてきた事例です。Phase Bのコピー詳細化時に参考として活用します。

10 / LP STRUCTURE

LP構成設計(14セクション)

新LP構成(推奨)

#セクション役割
1FVコアメッセージ/数字訴求/CTA2段構え/15-30秒動画組み込み検討
2発注者支援業務とは何か(NEW)業界外で認知低い職種を理解させる導線
3CTA1(フォーム×LINE 2段構え)温度感別の入口分岐
4こんな方を探しています(3つの条件チェック)応募ハードルの明示と自分事化
5この求人の3つの特徴差別化ポイント(経験継承/現場を支える側/長く働ける)
6仕事内容+「経験が活きる業務マップ」(NEW・拡張)業務の具体像と「現場との連続性」の明示/現場経験と発注者支援業務の対応表
7数字で見るMAC独自USP(定着率95%/有資格者383名/年休128日/残業30h以内)
8社員インタビュー(拡張)現場→発注者支援業務 キャリアチェンジ事例(200〜300字×3〜4名)/動画組み込み可
9代表メッセージ4行程度/経験継承軸の核心を伝える
10CTA2中間CTA(フォーム×LINE)
11教育・研修制度/福利厚生未経験OKを支える環境の証明(要素絞り込み)
12応募フロー可視化(2経路図解)フォーム経路/LINE経路の各ステップを明示
13FAQ(全開封表示)未経験/勤務地/資格/キャリア/役所配属/4/1スタート等を先回り解消
14CTA3 + フォーム&LINE最終CTA(履歴書不要・1分で完了型)

現行LPからの主要変更点

  1. FV刷新:「発注者支援業務の求人ならエムエーシーへ」→ コアメッセージ起点に再構成
  2. FVに動画組み込み検討:業界トレンド(ティーネット型)/15-30秒の社員1日密着・業務イメージ動画
  3. 業務認知セクション追加:「発注者支援業務とは何か」をFV直後に配置
  4. 3つの条件チェック追加:応募資格を自分事化させる導線
  5. 3つの特徴追加:差別化ポイントの明示
  6. 「経験が活きる業務マップ」セクション拡張:第6章で現場経験と発注者支援業務の対応表を新規追加
  7. 社員インタビュー拡張:1〜2行コメント → 200〜300字+写真+キャリアチェンジ前後の変化/動画組み込み可
  8. CTA「フォーム×LINE」2段構え:温度感別に取りこぼし最小化
  9. 追従CTA/スクロール途中CTA/読了前CTAの追加:スマホLPでの離脱対策
  10. 入社祝金50万円訴求削除:規制リスク回避(リスク管理章で詳述)
  11. 応募フロー可視化:2経路の図解を新規追加
  12. 福利厚生セクション整理:列挙過多 → 要素絞り込み(教育・研修制度を前面に)
  13. FAQ拡張:「役所配属ガチャ」「4/1スタートの理由」「現場の勘が鈍らないか」等の不安先回り

スマホLP設計の方針

動画組み込みの方針

CTA「フォーム×LINE」2段構え 設計詳細

経路CTA文言遷移先ターゲット
フォーム経路(即応募層) 「すぐに応募する(履歴書不要・1分で完了)」 応募フォーム → 個別オンライン面談直行 本気度高・即決即動タイプ
LINE経路(相談層) 「まずはLINEで聞いてみる("発注者支援業務って何?" など)」 LINE登録 → Lステップ → 個別オンライン相談 → 応募 情報収集段階・比較検討中タイプ
2経路を同等の視覚的重みで配置することで、温度感別に応募者を取りこぼさない構造を目指します。配信開始後3ヶ月時点で経路別の歩留まりを検証し、最適化(2段構え継続/CTA1本化/フォーム重視 等)を判断します。
11 / LINE SCENARIO

LINEシナリオ概要(Phase C接続)

LINE登録後のLステップ配信内容について、本書では方向性・配信タイミング・分岐ロジックを提示します。詳細はPhase C(LINEシナリオ設計)で確定します。

Lステップ配信内容(7本構成・叩き台)

配信テーマ役割配信タイミング
1発注者支援業務とは何か業務認知の補強(3分動画/PDF)登録直後
2現場代理人→発注者支援業務 キャリアチェンジ事例具体的人物像で自分事化1日目(翌日18時)
3年収・働き方の実態残業30h/年休128日の理由を構造的に説明3日目(18時)
4「4/1スタート」構造の解説業界の年度開始タイミングと検討時期の整合5日目(18時)
5「役所配属ガチャ」の実態と会社バックアップ体制応募者の潜在的不安(孤立懸念)を先回り解消7日目(18時)
6よくある質問7選不安解消・転職検討の踏み切り10日目(18時)
7個別オンライン相談のご案内CTA(次のステップへの誘導)14日目(18時)

LINEシナリオの3フェーズ設計

分岐シナリオ設計

登録者を以下の属性で分岐し、配信内容を出し分けます(経験活用診断の回答から自動セグメント)。

分岐軸セグメント配信調整
年代35-44歳/45-54歳/55歳以上事例の登場人物年代を合わせる
資格1級保有/2級保有/資格なし応募ハードル・資格取得支援の出し分け
前職現場代理人/施工管理/その他「経験が活きる業務マップ」の該当箇所を強調
温度感応募即決層/情報収集層/比較検討層CTAの強度・配信頻度を調整

LINE登録者向け セグメント別フォロー

セグメント条件対応
登録直後未反応登録後24時間以内に未クリック「まずは3分で仕事内容を見る」など低負荷コンテンツを再配信
コンテンツ閲覧者動画/PDFクリックあり社員事例・年収・働き方・よくある不安を追加配信
相談未予約者複数コンテンツ閲覧、相談予約なし「相談でよく聞かれる質問」配信/匿名相談感を出す
相談予約者予約完了面談前FAQ・当日の流れ・準備不要の明示
ブロック予兆既読なし・クリック低下配信頻度を落とし、月1の求人・事例配信へ移行

LINE「経験活用診断」設計

登録時に簡易診断を実装。応募者の経験・希望をデータ化し、個別配信に活用します。

LINE登録メリットの明示(LP側設計)

LINE側のナーチャリングが機能する前提として、LP側でも「LINE登録すると何が得られるか」を明示します。

配信頻度・ブロック率管理

12 / AD STRATEGY

広告設計方針

現状(既配信中)

訴求軸転換時の運用方針

新CR制作の方向性

リターゲティング設計(LP訪問者向け)

35-50歳の現場経験者は「調べる」「家族と相談する」「今の現場が落ち着いたら考える」といった検討期間が発生しやすい層です。LP訪問者を細かくセグメントし、再接触で取りこぼしを最小化します。

セグメント条件想定心理出すべき訴求遷移先
全LP訪問者LP訪問後7日以内少し気になっているが理解不足発注者支援業務とは何か/現場経験が活きる理由LP or 解説ページ
FV離脱者滞在10秒未満自分向けと判断できなかった条件・年収・休日など具体メリットLP冒頭
中盤到達者50%スクロール以上比較検討中社員事例・仕事内容・現場代理人との違い社員インタビュー
CTAクリック未完了CTAクリックあり・CVなし応募・登録直前で不安応募フロー・履歴書不要・相談可フォーム or LINE
フォーム離脱者フォーム到達・送信なし入力負担・心理抵抗1分完了・相談からでも可簡易フォーム
複数回訪問者2回以上訪問検討度高い個別相談・募集枠・勤務地確認LINE相談 or 応募

リターゲティング広告のコピー差し替え運用

同一コピーを繰り返すと広告疲労が起こるため、リターゲ広告では訴求軸を順次変えていきます。

KPI監視ポイント(12項目)

領域KPI見るべきポイント
広告CTR新訴求軸が媒体上で反応を取れているか/Metaは特にCR別で確認
広告CPC/CPM訴求変更により配信効率が悪化していないか
LP直帰率/10秒滞在率FVが自分ごと化できているか
LPスクロール率「発注者支援業務とは何か」で離脱していないか
LPCTAクリック率フォーム・LINEの2導線が機能しているか
LPフォーム到達率/完了率フォームの入力負荷が高すぎないか
LINE登録率相談前導線として機能しているか
LINE初回クリック率登録後コンテンツに価値を感じてもらえているか
LINEブロック率配信頻度・内容が重すぎないか(5%超でアラート)
LINE相談予約率ナーチャリングが応募・面談に接続しているか
採用有効応募率未経験・条件不一致の流入が増えすぎていないか
採用面談化率/採用率LP上の期待値と実際の求人条件にズレがないか
成果ライン(応募数の目標値・撤退判断基準)の設定は、sawan様+MAC様側でご決定いただくエリアです。ビズムは上記KPIの分析・改善提案・訴求軸の最適化を担当します。

遷移先・CV計測

13 / ROADMAP

制作ロードマップ

3段階フローと役割分担

フェーズ成果物ビズムsawan様レビュー回数承認条件
Phase A(本書) コンセプト設計書 作成・提示 内容確認・MAC様への提示・合意取得 1〜2回 戦略軸・訴求方針・LP構成方向の合意
Phase B LP改善指示書 全セクションのコピー案・構成案・実装仕様作成 LP実装(デザイン・コーディング) 2〜3回 全コピー・全セクション・スマホ実装の合意
Phase C LINEシナリオ設計 Lステップ配信内容・CTA連動設計・経験活用診断設計 LINE実装・運用 2回 7本配信内容・分岐ロジックの合意

スケジュール感(目安)

フェーズ所要期間(目安)備考
Phase A 合意1〜2週間本書ご確認・修正・MAC様提示
Phase B 作成・実装3〜5週間指示書作成1〜2週間+LP実装2〜3週間
Phase C 作成・実装2〜3週間シナリオ設計1〜2週間+実装1〜2週間
新LP・LINE公開Phase B・Cの完了タイミングで切り替え

「4/1の壁」を逆算したスケジュール提案

発注者支援業務の応募ピークは12月〜2月(4/1スタートに間に合わせるタイミング)です。このピークに新LP・LINE・新CRを間に合わせる目標スケジュールを提案します。

目標タイミングマイルストーン
2026年6月〜7月Phase A合意/Phase B着手
2026年8月〜9月Phase B完了・新LP公開/Phase C着手
2026年10月Phase C完了・新LINE公開/新CR切替
2026年11月〜2027年2月応募ピーク(4/1スタート狙い)に向けた集中配信

並行進行可能なポイント

各フェーズの依存関係

公開前チェックリスト

公開後1〜2週間の集中モニタリング期間

14 / RISK MANAGEMENT

リスク管理

想定されるリスクと対応(7件)

#リスク内容発生確率影響度対応
1 訴求軸転換時の学習リセット 広告運用機械学習が新訴求軸に再適応する間、一時的にCVR悪化の可能性 旧CR・新CR並行配信期間を設ける/段階的切り替え/2〜4週間の馴染ませ期間を想定
2 金銭インセンティブ訴求の規制リスク 2025年4月施行職業安定法改正により、入社祝金訴求は媒体ポリシー違反・行政指導対象 LP上の「入社祝金50万円」訴求を削除。社内制度としての存在は維持可(LP・広告では訴求しない)
3 応募者属性のミスマッチ 新訴求軸が想定外の層に刺さり、想定外の応募者が増える可能性 応募フロー初期に「3つの条件チェック」を配置し、自己選別を促進/配信後も応募者属性をモニタリング
4 LP実装と広告配信のタイムラグ LP切り替え前に広告を変えると訴求齟齬が発生 新LP公開タイミングに合わせて新CR配信開始/それまでは旧訴求軸で継続
5 新訴求軸が想定したほど機能しない可能性 A/Bテストで他軸の方が高CVRになる可能性 コアコンセプトを7案候補化(6章参照)/配信データを踏まえて柔軟に主候補を切り替え
6 競合の同様訴求軸キャッチアップ(新規) 「経験継承軸」を競合が短期間で模倣する可能性/差別化が一時的になり、数ヶ月後に同質化してCPA悪化・CVR低下する恐れ コピーではなく証拠資産を作る(社員実話DB・業務マップ・教育体制・定着率の継続更新)/月次で競合LP・求人票・広告ライブラリを確認/競合が同様表現を出した時はMAC固有数字・社員実話・教育体制で差別化を更新
7 sawan様制作チーム初回案件のLP実装品質(新規) 「経験継承」の感情訴求/業務理解促進/フォーム・LINE 2段CTA/広告ポリシー対応/計測設計が絡む複雑な案件のため、実装品質が低いとコンセプトが良くても成果が出ない可能性 Phase Bの指示書を「構成案」ではなく「実装仕様」レベルまで落とし込み(FVワイヤー・セクション順序・コピー・スマホ表示優先順位・追従CTA・フォーム項目・LINE導線・計測イベント・NG表現)/公開前チェックリスト+公開後1〜2週間モニタリング

検知指標と対応責任者

リスク検知指標対応責任
1. 学習リセット媒体別CPA/CTR/CVR(配信1〜2週間)ビズム
2. 規制リスク媒体審査結果/行政指導通知ビズム+MAC様
3. 属性ミスマッチ応募者属性(年齢・前職・資格)MAC様+sawan様
4. タイムラグLP公開日・新CR配信開始日の整合ビズム+sawan様
5. 訴求軸不発A/Bテスト結果(CVR比較)ビズム
6. 競合キャッチアップ月次競合LP・求人票・広告ライブラリ確認ビズム
7. 実装品質ヒートマップ・スクロール率・CTAクリック率/実装不具合報告sawan様+ビズム

成果ライン判定

成果ライン(応募数の目標値・撤退判断基準)の設定は、sawan様+MAC様側でご決定いただくエリアです。ビズムは配信データの分析・改善提案・訴求軸の最適化を担当します。
15 / CONFIRMATION

確認・打ち合わせ事項

本書ご確認のポイント

  1. コアコンセプト推奨案A(経験継承軸)の方向性/対立候補(案E/F/G)の必要性
  2. 「フォーム×LINE」2段構えCTAの方向性
  3. Lステップ7本構成+分岐シナリオの方向性
  4. 入社祝金50万円訴求の削除(金銭インセンティブ規制リスク)
  5. 3段階フロー(Phase A→B→C)の進め方
  6. 「4/1の壁」を逆算した制作スケジュール案
  7. 動画CR組み込みの方向性(FV/社員1日密着/業務解説)

関係者別ヒアリング項目

MAC様へのヒアリング

項目用途
既存応募者・採用者の属性データ(年齢・経験・前職・資格)ペルソナ精度向上/訴求軸の検証
社員インタビュー素材(現場→発注者支援業務のキャリアチェンジ経験者・最低3名)LP社員インタビューセクション拡張/社員実話DB化
教育・研修制度の実態(未経験者の入社後の流れ)「経験継承軸」を裏付ける具体素材
1日のスケジュール・実際の業務イメージ(写真・動画素材含む)LP仕事内容セクション/LINE配信素材/動画CR素材
50代・60代社員の声・割合長く働ける環境訴求の裏付け
応募者がよく聞く質問・離脱理由FAQ設計/LP序盤の不安解消
「若手に渡す」場面が実際の業務でどう発生するか/表現誤認の確認A案コピーの業務適合性検証
応募後の対応スピード(LINE相談・フォーム応募後の返信時間)応募フロー設計/応募者期待値との整合

広告運用側へのヒアリング

項目用途
現行の媒体別CPA・CV数・CTR・LP到達率・LINE登録率・応募率改善前数値の把握/効果測定の基準値
Meta雇用カテゴリ設定(HEC選択状況)/既存イベント計測状況ポリシー適合性/計測設計の整合
年齢・属性ターゲティング制限の状況新CR配信時の制約把握

sawan制作側へのヒアリング

項目用途
スマホLPの実装体制(FV動画組み込み・追従CTA・ヒートマップ等)Phase B指示書の粒度確定
フォーム改修可否(履歴書不要・1分完了型)CTA経路設計
LINE連携可否(QRコード・URLリンク・友だち追加後動線)LINE経路設計
タグ設置範囲(Meta Pixel/Google Tag/CAPI連携)計測設計

Lステップ担当側へのヒアリング

項目用途
セグメント配信機能(年代/資格/前職/温度感別)分岐シナリオ実装可否
個別相談の予約連携機能LINE→相談予約の自動化
クリック計測・ブロック率確認KPI監視設計
「経験活用診断」のフォーム実装可否Phase C実装方針確定

次のステップ

  1. 本書を斉藤様にてご確認
  2. 必要に応じてMAC様にご共有・修正点フィードバック
  3. 修正反映後、Phase B(LP改善指示書)作成へ移行
  4. 「4/1の壁」逆算スケジュールを採用する場合、Phase Bを2026年6月〜7月で着手